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天体写真

アンタレス付近

さそり座の主星アンタレス付近のカラフルな星野。ここを撮るのは毎年この時期の恒例行事みたいなものだ。今年は光学系が EF 300mm F2.8 なので光量がかなり増えているが、さらに画像処理の面でも解像度を上げるための処理(Drizzle(x...
天体写真

Barnard 72

へびつかい座の天の川の中に潜む小さな暗黒星雲で、その形からS字状星雲とかSnake Nebulaと呼ばれる。距離650光年。案外小さい上に天の川の中にいて意外に探しにくいため、撮りたいとは思っていたものの今までなかなか手が出ていなかった天体...
天体写真

おとめ座銀河団

春は銀河の季節。我らが太陽系は銀河系の円盤の面内に位置するため、その円盤を地球から見た姿である天の川は全天にぐるり一周繋がっている。そして北半球における夏や冬の夜空は銀河系の面内の方向なので、上空を天の川が横切ることになり銀河系内の大型の星...
天体写真

触角銀河

からす座の銀河、距離6800万光年。2つの銀河が6億年前に衝突してこの形になったものだが、ハート型の中心部から長い腕が伸びた姿をしており面白い。銀河の衝突というと珍しい現象のように思うが宇宙のスケールでは案外ありふれた事のようで、身近なとこ...
天体写真

M51

りょうけん座の銀河、距離約2300万光年。前週の成果に気を良くして新システムでもう少し気合を入れて撮影してみたが、機材に助けられて楽しながらこの成果が得られた。結局なにを最適化するかの問題なのですが、これはこれで間違いなくひとつの解だなと思...
天体写真

M81

おおぐま座の銀河、距離1200万光年。いろいろあって半年以上ぶりの星撮り。システムを完全に更新したのでテスト撮影気分だったが、その割にはトラブルも少なく成果が出せた。最近の機材は楽でいい。2024/4/5 21:55-03:51JST, 岡...
機材と撮影

システム更新

焦点距離1000mm超のシステムとしてC11を長らく使ってきて、その後に40cmドブソニアンを少し試していたのだが、思うところあって全面的にシステムを更新した。基本的なコンセプトは、必要十分な口径とシーイング限界の分解能を確保しつつ、可搬性...
天体写真

Heart and Soul

カシオペア座にある2つの輝線星雲(HII領域)、距離約7500光年。左側にあるハート星雲は以前にHαで撮ったことがあるが、右側の星雲(胎児星雲という)とあわせた構図で撮ったのは初めてだ。ふたつのHII領域の間には暗黒星雲があるのも見え、ひと...
天体写真

網状星雲

はくちょう座の超新星残骸、距離約2400光年。同じ構図で2020年にも撮っているが、その時とは光学系が違う。SWAT350をベースとする短焦点側のシステムには、その光学系としてWilliam Optics社製のStar71II(D=71mm...
天体写真

いて座 スタークラウド

天の川にある星の大集団で、いて座のスタークラウドと呼ばれる。日本では「バンビの横顔」と呼ばれ、写野中央の赤い散光星雲は「バンビの首飾り」らしい。特に彩度を上げたりしていないのだが赤い領域がかなり写っており意外だった。2023/7/17 21...
天体写真

M31

久しぶりにアンドロメダの銀河を撮ってみた。2023/7/17-18 JST at Nara pref. east and Wakayama pref. east. SWAT350 + Star71II with LPS-D + EOS6D(...
天体写真

いて座~たて座

北半球から見える天の川の最も派手なあたりで、双眼鏡で流すのが気持ちいいエリアだ。2023/7/16 21:18-02:19 JST at Nara pref. east. Tamron SP 85mm F1.8 Di VC USD/Mode...
天体写真

さそり座 南西部

さそり座の毒針のあたりで、写野中心での南中高度が15°ほどとかなり低いあたり。2023/6/16に撮った彼岸花星雲と出目金星雲のセットが上寄りにいる。右寄りにいるのはIC4628、通称「えび星雲」らしいが、いつも通りよく分からない。2023...
天体写真

M8, M20

いて座にある大型の散光星雲。下寄りの大きな赤い星雲がM8(干潟星雲)で、上寄りのカラフルなのがM20(三列星雲)という。この構図は王道みたいなものだが、意外にも撮ったことがなかったことに気が付いたので撮ってみた。2023/7/16 21:0...
天体写真

彼岸花星雲と出目金星雲

さそり座南西部の毒針のあたりには、濃い天の川の中央にぽっかり空いた暗黒帯に赤い散光星雲がふたつ浮かんでいる。これらはその特徴的な形から、左上は彼岸花星雲、右下は出目金星雲と呼ばれる。2023/6/16 23:12-02:00 JST at ...
天体写真

M20

いて座の散光星雲。2023/6/16 22:10-01:58 at Okayama pref. north east. Nadirus16 mod (D=406mm) with Starizona Nexus (f/3, f=1200mm)...
機材と撮影

ASI1600MM-COOL 備忘録

ASI1600MM-COOLについての技術的なメモ。bit数とファイルサイズ出力されるFITファイルは16bitだがADC自体は12bit(=4096階調)なので、出力値は16DN(=4bit)おきの値をとる。16bit(=2Byte)で画...
天体写真

IC4592

さそり座にある反射星雲。上下ひっくり返してみると馬の頭の形に見えるので通称「青い馬頭星雲」。2023/5/21 01:39-03:45 JST at Okayama pref. north. SIGMA APO MACRO 180mm F2...
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