カシオペア座にある2つの輝線星雲(HII領域)、距離約7500光年。
左側にあるハート星雲は以前にHαで撮ったことがあるが、右側の星雲(胎児星雲という)とあわせた構図で撮ったのは初めてだ。ふたつのHII領域の間には暗黒星雲があるのも見え、ひと塊の大きな星間物質が部分的に電離されて赤く輝いていることが想像される。
EF300mmの初戦(同夜の2枚目)だが、ちょっとした課題が見えている。レンズを単純に付属脚で支持した場合、剛性不足によって一枚あたり露出時間が1分に制限される。F2.8という明るさの恩恵で露光量の問題はないのだが、データが増えてストレージやら計算時間を食うのが地味に痛かったりする。鏡筒前部を押さえるリング+脚を自作するか、どうか。
2023/9/17 0:17-4:25 at Tokushima Pref. south east. SWAT350 + EF 300mm f2.8 L IS USM + EOS6D(HKIR) with LPS-D1, exp. 60s each for 217 subs at f2.8 and 10 subs at f4.0, total 3h47m.