5月に撮ったおとめ座銀河団(約5000万光年)と似ているが、こちらは距離がだいぶ遠くて約5億光年の彼方にある。今まで撮ってきた中で最も遠い天体だろうと思うが、これでも宇宙スケールからするとまだ近所だ。銀河団の目録（Abellカタログ）というものがありまして、それによればこのヘラクレス座銀河団はAbell 2151という。
市街地からの近赤外線を主体としたNIR-RGB合成。地味という感想を頂くこともありますが、個人的にはちょっとしたハッブル感があって良いと思いますけどね。
2024/6/10 22:53-2024/7/3 23:47 JST, Hyogo pref. south. AM5 + C8 (F7.1 with Starizona Corrector) + ASI1600MM-cool, guided by OAG ASI120MM, controlled by ASI air Plus. NIR-RGB image, NIR with IR 640 PRO filter for 126subs x 5min, RGB with Baader color filters for 3ch x 10subs x 3min, total exp. 12h. BXT applied. FWHM=3.3″.
