アンタレス付近

さそり座の輝星アンタレスの周辺の星野は派手なところで、星撮り屋には良く知られた領域だ。へびつかい座ρ分子雲のガスと塵が織りなす輝線星雲・反射星雲・暗黒星雲が入り混じり、その中に球状星団がいたりする。

2022/4/9、岡山県北部。SWAT350 + Sigma 180mmF2.8 + 6D改(HKIR)、30s × 365 ≒ 3h。同じ対象を同じ機材で3年前に撮っているが、今回は当時より画像処理で苦労していない。ことさら構造強調などせず自然に仕上げた。

金曜の会社帰りに山に上がったのは久しぶりだ。前夜まで「C11を持っていくかどうか」で悩んでいたのだが、金曜のだるさに負けて軽装備(主力180mmレンズ、サブ固定撮影)で臨んだのが大当たり。心理的・体力的にだいぶ楽だっただけでなく、そこそこ風があったのでC11だと逆に厳しかったかもしれない。山に足繁く通うには、気軽に持ち出せて、パッと撮影開始できて、確実に成果が出せる、そういうサブ機があるといい。

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